パーティー・懇親会のお役立ち情報

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謝恩会でハズさない出し物・余興は?
~幼稚園から大学までおすすめアイデア14選~

謝恩会は、今までお世話になった先生に感謝の気持ちを伝えるための大切な会です。そのため、各家庭や個別の事情を汲んだ上で、負担が少なく、かつ思い出に残るすてきな謝恩会にしたいと考えている方も多いことでしょう。また、一口に謝恩会といっても、幼稚園なのか小・中学校なのか大学なのかによって、最適な出し物も異なります。出し物の選び方が、謝恩会の満足度を変えるといっても過言ではありません。

一方で、気合いが入り過ぎて空回りしてしまったり、準備の段階で燃え尽きてしまったりといったケースも多数存在しています。良かれと思って選んだ出し物が全くウケないというのも辛いものですよね。

そこで目指したいのが、準備段階から楽しめて、さらに先生にも喜ばれる「ちょうどいい謝恩会」です。

本記事では、謝恩会を開催する意味や運営のコツといった基本的な情報から、謝恩会の定番の出し物、幼稚園や大学など環境別の人気の出し物、さらに、謝恩会にピッタリの曲、先生が感動して泣いてしまうようなサプライズ案まで、謝恩会成功に役立つ情報をご紹介します。

1. 謝恩会は誰のためにするの?謝恩会開催の意味と運営のコツ

謝恩会はお世話になった先生に感謝する会

謝恩会と似たイメージの言葉に「卒業パーティー」がありますが、これら2つの意味は大きく異なります。卒業を記念して開く卒業パーティーの主役は卒業生ですが、謝恩会の主役は先生です。

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学などで、園児や児童、生徒、学生とその保護者からお世話になった先生や職員に感謝の思いを伝える場として開催されます。

感謝の気持ちを示す方法はさまざまありますが、卒業生が歌やダンスを披露したり、卒業生と先生が一緒にゲームをしたりするといった内容が多数です。サプライズとして、先生に花束を贈呈したり、感謝の気持ちを込めた手紙を朗読したりするのもよいでしょう。

運営メンバーは保護者や学生

謝恩会の主催メンバーは、あくまで卒業する子どもたちです。ただし、保育園や幼稚園、小学校など、子どもが小さい場合は、保護者が代わりに運営することが一般的です。

中学生以上になれば、保護者はサポートに徹し、子どもたちの自主性を重んじるとよいでしょう。

つらくならない運営のコツ

「謝恩会=積極的に関わりたくない、運営が大変そう」といったイメージを抱いている方もいるかもしれません。しかし、あらかじめ運営のコツを理解しておけば、そのハードルも大きく下げられるでしょう。

謝恩会で起こる問題点、運営を辛いと感じる点としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 断る人が多く、運営メンバーが決まらない
  • 運営メンバー内で意見がまとまらない
  • 歌や出し物のクオリティを求め過ぎて、練習時間が増える
  • 前年度の出し物が高度で盛り上がったため、今年度への期待値が高過ぎる
  • 運営メンバー以外の人の協力が得られない
  • 諸事情により参加できなかった人に対しての陰口がある
ただし、これらの問題点は、謝恩会の運営方針を決める段階でクリアできる内容がほとんどです。メンバー内で求められる役割を把握し、各役割に適した人を当てはめるとよいでしょう。

リーダー

保育園や幼稚園の謝恩会の場合は、経験者が適任です。上の子どもが卒園生の人に依頼すると、謝恩会の経験があるため、物事がスムーズに進みやすくなります。 人物像としては、積極的な行動力のほか、客観的な判断力や他のメンバーとの協調性がある人が好ましいでしょう。全体の進捗状況を確認し、遅れている部分を手伝うなどのサポート能力も大切です。

副リーダー

リーダーをサポートしながら、他のメンバーとの仲介役となる立場です。リーダー同様、客観的な判断力や協調性が必要になります。

企画、進行

出し物の企画や当日の進行まで、幅広い対応が求められる役です。積極的にアイデアを出し、時間管理・調整が得意な人が最適でしょう。謝恩会全体に携わる立場のため、コミュニケーション能力も求められます。 また、独断で決めるのではなく、周囲のメンバーとの協調性も必要です。

製作

招待状や名札、入場ゲート、会場のディスプレイ、謝恩会で上映するムービー、出し物の衣装などを製作する担当です。手先が器用な人や、パソコン、DIYが得意な人(または、配偶者や家族に得意な人がいる)に依頼すると、クオリティがさらに高まるでしょう。

会計(予算管理)

会計の場合、参加費と必要経費のバランスを考えることが主な役割です。参加費が高額になると、参加者が減りますが、節約しすぎると会自体が寂しいものになってしまいます。そのため、必要・不要を客観的に判断できる力が大切になるでしょう。

運営メンバーならではのメリット

参加者の立場で内容に異議を申し立てることは難しいものですが、運営メンバーになれば謝恩会の内容を決めることができます。練習や準備を含め、楽しい謝恩会づくりに貢献できます。

また、先生からも感謝される、思い出ができる、運営メンバー同士の絆が深まるといったメリットもあります。
適切な運営メンバーを選び、準備負担が少ない出し物を選ぶことで、謝恩会に対するハードルを下げることが可能です。

謝恩会を貸切会場で開催する方法も!

多くは、学校の教室や体育館などの施設を借りて行いますが、学校近くの飲食店やホテルの宴会場、レンタルスペースなどを利用して行う方法もあります。謝恩会では、出し物を行う際に大きな音が出る場合があるので、学校の外で行う場合は、貸切会場がおすすめです。会場によっては、飲食の手配ほか、映像を映し出すプロジェクターやスクリーン、マイク、ステージ台など、さまざまな備品の貸し出しがある施設もあるので、運営の手間を省くことができます。

TKPパーティー・懇親会ネット」では、謝恩会の会場選びから料理の選択、備品のご用意までワンストップサービスをご提供しています。

2. 謝恩会といえばコレ!絶対外さない定番の出し物3選

つらくない謝恩会を作るためには、出し物選びが重要です。ここでは、少ない練習時間や準備時間でも盛り上がる出し物についてご紹介します。

思い出の歌を合唱

まず、謝恩会の定番中の定番ともいえる出し物の一つが、合唱です。みんなが知っているヒット歌や合唱コンクールで歌ったことがある曲などを選ぶと、練習時間も短くて済むでしょう。また、大人数で歌う合唱は、恥ずかしさが薄れ、人前に出ることが苦手な人にとっても参加のハードルも下がります。

歌であれば各自が家で練習することができ、時間の都合がつかずぶっつけ本番になったとしても、問題が発生することはありません。練習の負担も少なく、子どもが歌っている曲を親が練習することで、親子で一緒に歌うことも可能です。先生との思い出の歌を選ぶなど、選曲一つで先生に感動してもらえるため、気楽な点も大きなポイントです。
風船やフラワーペーパーなど簡単な装飾品を用いて舞台を飾るだけでも、雰囲気が華やかになります。

先生のお面をかぶるなど楽しい演出の劇やダンス

謝恩会の出し物として劇やダンスは定番ですが、例えば、お世話になった先生方のお面をかぶって行うと、大いに盛り上がること間違いなしです。先生方の写真を撮らせてもらい、拡大コピーして厚紙に貼るだけ。準備に時間や手間がかかりません。

お面をかぶることで、自分の顔が隠れるため恥ずかしさも薄れます。同じ動きでも、お面をかぶって行うだけでコミカルに見えるため、面白さも倍増です。
動きや仕草に特徴のある先生であれば、細かな部分をモノマネしてみるのもよいでしょう。子どもたちにとっては、大好きな先生が出ているだけで盛り上がります。ノリのいい先生であれば、一緒に舞台に上がってもらってもいいですね。

笑いを追求した後も、最後には謝恩会らしく「先生ありがとう!」などのメッセージを伝えると、笑いあり感動ありのステージになります。

マジックショー

マジックも謝恩会の定番出し物です。最近では市販のマジックグッズもバリエーションが増え、素人が簡単にできるタイプのものが多くなりました。動画サイトで紹介されているマジックを家で練習するのもよいでしょう。

市販のマジックグッズを使うことで、準備の手間がかかりません。また、家で空いた時間に練習できるため、参加者の負担も少なくなります。

3. 謝恩会の準備は大変?簡単にできるゲームや出し物3選

マジックグッズのように市販されているアイテムを上手く使うことで、謝恩会の準備にかかる負担を減らすことができます。ここでは、事前準備がほぼ不要で簡単に盛り上がれるゲームや出し物についてご紹介します。

ビンゴゲーム

年齢・性別を問わず盛り上がるビンゴゲームは、謝恩会の出し物としてもピッタリです。ゲームのルールが決まっているため、個別に考える必要や説明する手間もいりません。ビンゴ大会用の資材は、インターネット通販で購入することもできます。

より謝恩会らしさを出すのであれば、数字ではなく先生の名前や園・学校で開催された行事の名称などを入れた手作りビンゴゲームもいいでしょう。 幼稚園や保育園であれば、景品は、お菓子の詰め合わせや塗り絵などの簡単な遊び道具をおそろいでもらえる仕組みにするのもおすすめです。その場合、先生には別のものを用意しましょう。大学の謝恩会であれば、1番や特定の番号でビンゴになった人には、少し豪華な目玉商品を提供すると大いに盛り上がります。

卒業生の年代に合ったクイズ大会

クイズ大会もまた、簡単ながら大いに盛り上がる出し物です。自宅で準備ができることに加え、学校や先生のことをクイズにするため、全員参加で楽しめます。クイズの内容は、参加する年代に合わせて選びましょう。

この赤ちゃんは誰!?クイズ

幼稚園や保育園の謝恩会の場合、子どもたちが赤ちゃんだった頃の写真を順番に映し出し、先生に当ててもらうクイズです。保護者から赤ちゃんの頃の写真を提出してもらい、パソコンに取り込むだけでいいため、準備も簡単です。先生や職員の方の写真を混ぜて、全員参加のクイズ形式にしても楽しめるでしょう。 先生の場合は、赤ちゃんの写真だけでなく、小学生、中学生と少しずつ現在の写真に近づくようにすると、子どもたちへの良いヒントになります。

思い出を振り返ろう!○×クイズ

園や学校、行事、先生にまつわるクイズを○×形式で行います。「○○先生の好きな食べ物は、●●である」「初めての給食のメニューは、○○である」など、ネタの大小は問いません。思い出話にも花が咲き、先生と子ども、保護者全員で盛り上がれます。

ものまねクイズ

幼稚園、保育園だけでなく小学校から大学まで、すべての謝恩会で使えるクイズです。先生の特徴をつかみ、ものまねをして当ててもらいます。

行事の写真をスライドショーにする

先生や子どもたちの思い出の写真をスライドショー形式で順番に見ていき、一緒に思い出を振り返る企画です。パソコンでの動画編集技術や、写真提出の協力なども必要ですが、大勢が集まって練習するダンスや劇などの出し物に比べ、準備の負担は小さくなります。無料の編集ソフトなどを使うと便利です。 スライドショー作成の際は、全ての子どもが写っているかどうか、先生と子どもたちのバランスが取れているかなどに注意しましょう。