1. 懇親会のお誘いメールの書き方
案内メール作成の3つのポイント
懇親会の案内状を作成・発信するにあたり、大切なポイントは以下の3つです。わかりやすく、返事しやすいメールを心がけます。
1.案内状は2週間以上前に出す
急なお誘いでは参加をしたくても、すでに予定が入ってしまっている可能性があります。相手がスケジュールを調整しやすいように、1〜2カ月前には案内状を出すのがベストです。遅くとも2週間以上前には出したいところです。
2.懇親会の目的を明確にすること
開催する懇親会の趣旨・目的をはっきりさせると、参加しやすくなります。「参加者同士の交流や情報交換の場としたい」、「日頃の労をねぎらいたい」などの具体な内容を書くといいでしょう。
3.必要事項を忘れずに記載
開催日時、開催場所(地図やGoogleマップのURLなどもあると親切)、会費(金額に加え、当日の集金か、事前の集金かなど集め方も記載)、出欠の締め切り、キャンセル規定、問い合わせ先(幹事の連絡先)の明記は忘れないようにします。
【ケース1】社内・社外向け案内メール
では実際にどのようなメールを出せば良いでしょうか。社内向け、社外向けでは若干、前文などの内容が異なってきますので、注意が必要です。
社外向け懇親会案内メールのポイント
社外向けのメールの場合、「拝啓」から始め、挨拶を書きます。そして上記の3で紹介しているような必須事項をわかりやすく書き、結びの文を添えます。「懇親会参加は強制ではなく、お願いである」という気持ちを込めると良いでしょう。 社外の方を招くとなると遠方からの参加者も想定されるため、終了予定時刻も記載します。
社内向け懇親会案内メールのポイント
社内向けのメールの場合は、「拝啓」から始まる前文を省略しても構いません。 「日々の業務、お疲れ様です。」のような通常の社内メールでの挨拶から始まり、「新年度を迎え、新たな気持ちで業務に取り組まれていることと思います。」など、時候の挨拶や、ねぎらいの言葉などを入れつつ、本題に入ります。
懇親会の案内メールの例文は【懇親会のマナー】親睦会との違いは?案内状の作成~お礼まで詳しく解説で 紹介していますので、ご参照ください。
【ケース2】プライベートな案内メール
親しい仲間内であれば、開催場所などの必要事項が明記されていれば問題はありません。LINEでつながっている間柄であれば、参加者専用のグループを作り連絡を取り合うのも有効な手段です。
一方、プライベートでもPTAやクラス懇親会の集まりなどの場合には、多少、あらたまった表現が求められます。拝啓からはじまり、時候の挨拶、懇親会の目的、そして、ぜひ参加してほしいという気持ちを、 簡潔ながらも丁寧な言葉で盛り込むのがおすすめです。
プライベートな案内メールの例文は【懇親会のマナー】親睦会との違いは?案内状の作成~お礼まで詳しく解説で紹介していますので、ご参照ください。